鳴子峡の紅葉の楽しみ方
紅葉シーズン真っ盛りの名勝・鳴子峡に行ってきました。
10月21日時点で紅葉は5~6割ほどで、すでに鳴子峡は観光客でかなり賑わっていました。
初めての鳴子峡でしたが、鳴子峡レストハウスを起点にいろんな場所から紅葉を満喫できたので、我が家の楽しみ方をレポートします。
小さなお子さんと一緒に楽しみやすい秋の鳴子峡の情報をまとめています。
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
鳴子峡の紅葉散策の拠点は、鳴子峡レストハウスがおすすめ
こけしの里や温泉地として有名な鳴子ですが、紅葉を楽しむなら鳴子峡レストハウスを拠点にするのがぴったりです。
鳴子峡レストハウスには、駐車場、食事、トイレ、お土産、展望台、遊歩道など、様々なシチュエーションで利用できます。
鳴子温泉駅からバスに乗って、鳴子峡レストハウス前の臨時バス停(紅葉シーズンのみ)で下車するか、車で鳴子峡レストハウスまで来るかの2通りのアクセス方法があります。
鳴子峡レストハウス付近に駅はなく、鳴子温泉駅の次は中山平温泉駅になり、レストハウスは通過してしまうのでご注意を。
鳴子峡の紅葉おすすめビュースポット
鳴子峡レストハウスの見晴台からの紅葉
一番メジャーな展望台は、鳴子峡レストハウスの敷地内にあります。
この場所から「大深沢橋」と渓谷の景色を眺めることができます。
10月21時点で紅葉は5~6割ほどで、黄色からオレンジに色付き始めた頃です。
これがもう少しすると真赤に色付き、紅葉シーズンのピークになります。おそらく紅葉のピークは、11月上旬頃になりそうです。
鳴子峡レストハウスの展望デッキからの列車と紅葉
鳴子峡レストハウスの裏手に行くと、展望デッキが2ヶ所あります。
1ヶ所は、先ほどの大深沢橋を少し角度を変えて見ることができ、もう1ヶ所は鳴子温泉駅から中山平温泉駅に向かう途中の列車を上から眺めることができます。
列車の時間が近づくと、こちらの細い展望デッキに人が集まり始めて、皆さん今か今かと列車の通過を待っています。
展望デッキのすぐ横には、電車の通過時間が書かれています。親切ですね。
これが観光列車が通過した瞬間で、トンネル前で一時停車してくれます。
列車に乗っている方は、渓谷上にかかる線路からの絶景を写真におさめており、展望デッキから眺めている方々も列車の写真を撮ることができます。
大深沢橋からの紅葉と渓谷と列車
鳴子峡レストハウスの入口のすぐ横に大深沢橋がるので、歩いて渡ることもできます。
橋の先には、大深沢遊歩道があります。松尾芭蕉が「奥の細道」で歩いた道としても有名です。
大深沢橋から鳴子峡レストハウスも見渡せます。
大深沢橋の良いところは、ここから奥羽東線の線路、鳴子峡の渓谷、大谷川、紅葉の4つが一気に見渡せることです。
先ほど、レストハウスの展望デッキから眺めていた列車は、こちらからだと横から眺めることができます。
遊歩道の見晴台と回顧橋からの紅葉
そして、最後の見どころは、鳴子峡レストハウスのすぐ横の遊歩道から渓谷の下に降りることができます。
かなり急な坂道なので、スニーカーを履くことを絶対おすすめします。
上からは見れない鳴子峡の違った景色を楽しむことができます。
渓谷を流れる大谷川のそばを歩いて、回顧橋を目指します。
途中、こちらからも奥羽東線の列車をちらっと眺めることができます。
そして、この先の行き止まりが回顧橋だそうで、鳴子峡の岩肌を下から眺めたり、大谷川の渓流を間近に見ることができます。
とってもきれいな渓流と渓谷ですが、小さなお子さんやお年寄りの方は足元に十分お気をつけくださいね。
行きは下り坂で楽でしたが、帰りは急な坂道でかなり息切れしました…。
鳴子峡の駐車場、食事、無料写真サービス
鳴子峡にある3ヶ所の駐車場
鳴子峡レストハウスの付近には、私が確認する限り、3ヶ所の無料・有料駐車場がありました。
1番無難なのは、レストハウス横にある第1~3駐車場で通常は無料だそうですが、10~11月の紅葉シーズンは有料です。
普通車で1日500円、バイクは1日200円と結構良心的な価格です。
そして、この駐車場の向かいにも駐車場があり、こちらは普通車で1日300円で停めることができます。(臨時バス停のすぐ横)
ただ、手書き感が若干心配になるのか、私たちが滞在している間は誰も停めておらず…。距離的には、正規駐車場とほとんど変わりません。
写真はありませんが、3つ目の駐車場は、大深沢橋の手前にある駐車場で、おそらく無料で駐車(約50~60台ほど)できます。(係の人がいなかったので)
平日だったので、この日は半分ぐらい空いていました。
この無料駐車場より下ると、鳴子峡に向かうまでの坂道に5~6ヶ所無料駐車場がありますが、鳴子峡レストハウスに一番近い無料駐車場は大深沢橋の手前の駐車場です。
鳴子峡レストハウスの食事
鳴子峡レストハウスの敷地内では、屋台が10店ほど出店していたり(おそらく紅葉シーズンのみ)、レストハウス内でも食事ができます。
きのこ汁、味噌だんご、玉こんにゃく、味噌おでんなど、宮城のご当地グルメが食べられます。
レストラン内は、うどんとそばがメインとなっており、日替わりで丼ものもありました。
かき揚げうどん600円、豚丼セット850円と少々割高感はありますが、山の上価格なのでしょうがないですね。
キッズメニューはないので、小さなお子さんの食事は持参した方が良さそうです。
鳴子峡の無料写真サービス
鳴子峡レストハウス横の駐車場に車を停めると、係の方から案内表をもらえるのですが、そちらに添付されているサービス券を持参すると、無料で写真を撮ってプリントしてくれます。(おそらく紅葉シーズンのみ)
レストハウスの目の前に写真プリントコーナーがあり、見晴台で撮影した写真を1分ほどで加工プリントしてくれます。
こちらはサービス券を持っていれば撮影もプリントも無料ですが、もれなく有料プリントの案内もされますが、必要ない場合はさらっとお断りすればOK。
家族やカップルの方におすすめのサービスです。
「鳴子峡レストハウス」の情報
施設名 | 鳴子峡レストハウス |
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URL | http://www.city.osaki.miyagi.jp/index.cfm/24,1166,108,234,html |
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉星沼13-5 |
電話番号 | 0229-87-2050 |
営業時間 | 10:00-16:00 休み:11月下旬~4月中旬 |
駐車場 | 10~11月は有料約250台あり 他近隣に有料・無料駐車場あり |
感想
人気の観光スポットと言うこともあり、平日でもかなり観光客で賑わっていました。団体の外国人観光客のバスも来ていたので、時間帯によってはかなり混雑しています。
道路や遊歩道はきれいに舗装されていて歩きやすく、必要なものは大抵レストハウスに揃っているので、子連れでも安心して過ごせました。
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