2019年の「仙台七夕まつり」を振り返る写真45枚。仙台ウェブ散歩を楽しもう

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東北6大祭りの1つである仙台七夕まつりは、例年8月6日・7日・8日の3日間で行われますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となりました。

そこで、2019年の仙台七夕まつりの様子を写真で振り返れられればと思い、仙台駅周辺の七夕飾りをエリア別にまとめました。

今年は残念ながら仙台に帰省できない方や仙台七夕まつりを見たことがない方など、遠方からでも写真を見て仙台七夕まつりを楽しんでもらえれば嬉しいです。

2019年の仙台七夕まつりを写真でめぐるウェブ散歩

仙台七夕まつりは、旧暦の8月に開催されます。仙台七夕まつりのメイン会場(七夕飾りがたくさん飾られている場所)は仙台駅前にあるアーケード街(商店街)ですが、仙台駅に改札前からすでにたくさんの七夕飾りが飾られています。

▼2020年の仙台駅内の七夕飾りの様子はこちら

仙台駅周辺

2019年の仙台七夕まつり

仙台駅の待ち合わせの定番スポットであるステンドグラス前には、「鐘崎の笹かまぼこ」の七夕飾りが飾られていました。西口改札前のセンターで一番目立つ位置です。

2019年の仙台七夕まつり

仙台七夕まつりの七夕飾りは、吹流し5本1セットで飾るのが一般的です。各企業・商店によってデザインが異なり、大きいもので高さ10メートル以上、吹流し1本の制作にかかる費用は数十万円~数百万円と言われており、各社で展示当日までデザインは非公開となっています。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

仙台駅のペデストリアンデッキには、仙台七夕まつりの看板やフォトスポットがいくつか置かれ、観光客や見物客の記念撮影にぴったりな場所です。

2019年の仙台七夕まつり

仙台駅隣のパルコ本館前には、ポケモンの吹流しが5本飾られていました。パルコ本館8階には東北唯一の「ポケモンセンター」があります。

仙台駅前商店街|ハピナ名掛丁

2019年の仙台七夕まつり

仙台七夕まつりのメイン会場である駅前商店街の2019年の様子です。仙台駅から一番近い「ハピナ名掛丁商店街」から巡ることにします。

8月6日の午前中からすでに商店街は、たくさんの見物客で歩くのが若干困難になるほど。これが3日間続くので、どれだけこの時期に多くの方が仙台に来られているのかわかります。実際には、仙台七夕まつり前夜祭も含めるともっと大勢の方が来仙しているはず。

※ベビーカーの利用や小さなお子さんの歩行にはご注意ください。皆さん上を見上げている方が多いので、足元は注意散漫になっています。

2019年の仙台七夕まつり

仙台のソウルフードであり、仙台のファストフードとしても有名な「そばの神田」の七夕飾りです。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

東日本大震災で被害を受けた子どもたちを支援する活動「POKÉMON with YOU」(ポケモンウィズユー)の七夕飾りです。それぞれ吹流しには、子どもたちの願い事が飾られています。

2019年の仙台七夕まつり

それぞれの七夕飾りには、企業名や団体名など記載されているものがほとんどですが、中には吹流しに記載がないものもあります。その場合、七夕飾りを吊っている竹の端に社名などの記載がある場合があります。

2019年の仙台七夕まつり

ハピナ名掛丁の「ドン・キホーテ」の七夕飾りです。こちらはすぐにどこの吹流しかわかるデザインです。

2019年の仙台七夕まつり

同じ「ドン・キホーテ」前に飾られていた宮城県PRキャラクター「むすび丸」の吹流しも人気でした。くす玉部分が、むすび丸の顔になっています。

2019年の仙台七夕まつり

ハピナ名掛丁商店街とクリスロード商店街の境目辺りに飾られていた七夕飾りは、吹流しの和紙1本1本に折り紙や光沢がある飾りがつけられていて見事でした。

2019年の仙台七夕まつり

ハピナ名掛丁とクリスロードの境目にある七夕飾りの最後は、ベガルタ仙台の吹流しでした。創設30年以上の仙台のサッカーチームです。

仙台駅前商店街|クリスロード

2019年の仙台七夕まつり

仙台駅から歩いてきて、ハピナ名掛丁商店街の次に出てくるのは、クリスロード商店街です。

こちらは「上島珈琲店」の七夕飾りです。他の飾りが派手なので、シンプルだと逆に目立ちます。

2019年の仙台七夕まつり

クリスロード商店街には、仙台放送がプロデュースする「仙台縁日」(イベントスペース)があり、七夕飾りには仙台放送キャラクター「ジュニ」が大きくデザインされていました。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

「仙台縁日」の近くには、派手な色合いの和紙をふんだんに使った吹流しや、ほぼ赤茶一色の織姫の吹流しなど個性的な七夕飾りが飾られていました。

2019年の仙台七夕まつり

アニメ制作を行う「サンライズ」の七夕飾りは、人気アニメ「ラブライブ!」の吹流しでした。この通りは、メディアやIT関連会社の七夕飾りが多い印象です。

2019年の仙台七夕まつり

クリスロードのソフトバンク前には、Googleの七夕飾りが飾られていました。吹流しの裾には1枚1枚QRコードがつけられて、IT会社らしい飾りでした。

2019年の仙台七夕まつり

仙台で五月人形・雛人形を販売する「三好堂」の七夕飾りは、高級和紙をふんだんに使った豪華な吹流しでした。近くで見ると和紙1枚ずつの質感がわかります。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

クリスロードの「平禄寿司」前に飾られていた七夕飾りは、吹流しの1本1本に折り紙が飾られていてとても手の込んだ作品になっていました。

2019年の仙台七夕まつり

クリスロードにある「ドコモショップ」の七夕飾りには、金色の縁に囲まれた絵画がえがかれていました。

2019年の仙台七夕まつり

クリスロードにある印鑑を販売する「精幸堂」の七夕飾りもかなり豪華でした。令和の文字も目立っています。こちらはくす玉の細部までデザインにこだわっています。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

クリスロードの「イオン」前には、「平和七夕」と題して広島や長崎の原爆で被害にあった方々を追悼する七夕飾りが飾られていました。仙台七夕まつり初日の8月6日は、広島に原爆が投下された日でもあります。

「平和七夕」は2019年で44回目の展示だそうで、広島出身の私としては故郷から遠いこの地で広島や長崎のことを想ってくれている人々がいるという事実がとても嬉しかった。

2019年の仙台七夕まつり

そして、クリスロード商店街とマーブルロードおおまち商店街の境目にある「阿部蒲鉾店本店」前では、花いっぱいのこちらの七夕飾りにたくさんの女性たちが足を止めて眺めていました。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

吹流しの1枚1枚に紙で作られた花々や蝶が飾られて、まさに優美な七夕飾りです。近くで見ると、和紙に浮きの細工も施されていてかなり手の込んだ作品でした。

仙台駅前商店街|マーブルロードおおまち

2019年の仙台七夕まつり

仙台駅から歩いて、ハピナ名掛丁、クリスロードと続き、次に出てくるのが「マーブルロードおおまち商店街」です。

2019年の仙台七夕まつり

マーブルロードおおまちにある「こけしのしまぬき」前には、こけしの吹流しが飾られていて東北らしい飾りとなっていました。

2019年の仙台七夕まつり

マーブルロードおおまちにある「PARM-CITY131」(貸会議室)前には、豪華な和紙を使った七夕飾りが目立っていました。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

仙台の老舗百貨店「藤崎」の前には、和装女性の後ろ姿が描かれた吹流しがありました。仙台七夕まつりでは、見る方角から見えるデザインや柄が違うので、歩いてきた方角から逆の方角も歩いて見ることをおすすめします。

2019年の仙台七夕まつり

マーブルロードおおまちにある「白松がモナカ」前のこちらの吹流しも派手ながらも伝統を感じる色合いでとても素敵でした。

仙台駅前商店街|サンモール一番町

2019年の仙台七夕まつり

そして、2019年の仙台七夕まつりで一番話題となったのが、マーブルロードおおまち商店街とサンモール一番町商店街の境目にある広場に飾られたこちらの四角形の七夕飾りではないでしょうか。

こちらは仙台市の全小学校で生徒が作った折り紙8万8000羽でできた七夕飾りで、東日本大震災からの復興を願って作られました。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

それぞれの折り鶴の先には各小学校の名前と生徒たちの復興への願いが書かれています。真下から飾りを覗くこともでき、まるで天に繋がっているようなとてもきれいな景色でした。

仙台駅前商店街|ぶらんど~む一番町

2019年の仙台七夕まつり

「ぶらんどーむ一番町商店街」からサンモール一番町商店街に向かって仙台市小学生が制作した七夕飾りを眺めるとこんな感じ。

こちらは、マーブルロードおおまち、サンモール一番町、ぶらんど~む一番町の交差点になっており、大きな七夕飾りが映えるスポットです。

2019年の仙台七夕まつり

他にも、ぶらんど~む一番町には猫グッズ専門店「またたび堂」前にネコの七夕飾りが飾られていました。猫好きにはたまらないスポット。

2019年の仙台七夕まつり

2019年の仙台七夕まつり

そして、ぶらんど~む一番町にある蒲鉾店「鐘崎」の七夕飾りが一際きれいでした。こちらは2019年の七夕飾り個人賞で金賞を獲得した作品です。

らせん状に立体的に作られた吹流しは、もはや芸術品。鐘崎では七夕飾りをデザイナーの方に依頼して制作しているそうで、仙台七夕まつりに対する力の入れようが伺えます。

現在こちらの飾りは、若林区にある笹かま館に展示されています。

2019年の仙台七夕まつり

そして最後は、2019年で私が最も好きな仙台七夕まつりの風景です。ぶらんど~む一番町にある「お茶の井ヶ田」前にある七夕飾りです。

以上、写真で振り返る2019年「仙台七夕まつり」の様子でした。どうか来年こそは仙台七夕まつりが開催されて、たくさんの方々の笑顔があふれますように。

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