仙台ジャズフェスティバル2019に初参加してみた
2019年の仙台ジャズフェスは、9月7日(土)・8日(日)の2日間で開催されます。仙台中心部のあちこちで路上ライブが行われて、誰でも気軽に音楽を楽しめるイベントです。
ジャズだけでなく、ロック、ポップス、アコースティック、ボサノヴァ、アカペラなどなど、あらゆるジャンルのバンド生演奏を聴くことができます。
今回は、初めて「仙台ジャズフェスティバル」に参加して、イベント会場の様子や路上ライブ、グルメ、オリジナルグッズ情報などをレポートしたいと思います。
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
杜の都・仙台の街中が音楽フェスと化す市民のお祭り
1991年から始まり、今年で29回目の開催となった「仙台ジャズフェスティバル」は、音楽好きな市民が結束して誕生したイベントです。
正式名称は「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」です。
「本来音楽は野外でやるもの」という概念から、定禅寺通りを中心に仙台の街中のあちこちで路上ライブが演奏されるので、街全体が音楽フェスと化します。
全国各地でジャズフェスティバルが開催されていますが、日本経済新聞のなんでもランキング「街で楽しむジャズフェス」で、仙台のジャズフェスが全国1位に選ばれています。(2019年7月6日の朝刊より)
ちなみに、2位は横浜市の「横浜ジャズプロムナード」、3位は札幌市の「サッポロ・シティ・ジャズ」です。
2019年の仙台ジャズフェスティバルのテーマは「Road~みんなのキセキ~」で、地元だけでなく全国から集まった総勢700グループ以上のバンドが参加しています。
ジャズだけじゃない多彩な音楽の路上ライブ
ジャズフェスティバルと呼ばれるのでジャズだけと思いきや、ジャズ以外のバンドも多く参加しています。
ロック、ソウルR&B、ゴスペル、ポップス、ボサノヴァ、アコースティック、クラシック、アカペラ、ブルースなど、全46ステージで700グループ以上の生演奏が聴けます。
とても2日間では回り切れないと思うので、事前に公式サイトで出演者情報をチェックしておくのがおすすめ。
結成16年のアカペラグループ「E-mode」
マーブルロードおおまち(商店街)の空中ステージでは、アーケードの空間を利用したアカペラの生歌が披露されていました。
観客が上を見上げながら、降ってくる歌声に耳を澄ましていました。
メイン会場は定禅寺通りや勾当台公園ですが、他にも錦公園、西公園、榴岡公園、エスパル本館、アエル、県庁庁舎、金蛇水神社、せんだいメディアテーク、NHK仙台放送局、各商店街の中などなど、仙台中心地の公共施設などが会場になっています。
アン・ルイスさんのコピーバンド「CARL」
いろんな会場を回っていると、それぞれのステージで結構お客さんがいて盛り上がっているんですよね。
元々ファンの方なのか、たまたま好きな音楽に遭遇したからなのか、老若男女問わずライブ演奏を楽しんでいる様子。音楽で市民や観客が1つになる素敵なイベントです。
ジャズの街・仙台が舞台の漫画『BLUE GIANT』イベント@藤崎百貨店
ジャズフェスティバルにあわせて仙台市にある藤崎百貨店では、仙台が舞台になっている漫画『BLUE GIANT』の特別イベントが開催されています。
仙台ジャズフェスティバルの初日9月7日(土)には、漫画の作者である石塚真一さんのトークショーも開催されました。
百貨店1階の一角で開催された特別展示・グッズ販売でしたが、ファンの方でかなり盛り上がっていました。
石塚さんのトークショーも拝見しましたが、想像していたより陽気な方でお話上手でした。漫画制作秘話などもお話しされて、ファンの方には嬉しいイベントだったのでは。
このトークイベントのために、県外から来られている方も多くてビックリ。
仙台ジャズフェス2019グルメとオリジナルグッズ
勾当台公園がビアガーデン化!おすすめグルメ
メイン会場のある勾当台公園・市民広場では、メインステージの生演奏を聴きながらグルメやアルコールを楽しむことができます。
藤崎百貨店とは別に、こちらでも漫画『BLUE GIANT』のオリジナルグッズが販売されています。
仙台のフェスやお祭りにビールは欠かせません。(キリンビール仙台工場が近くにあるため)
ビール以外にも、勾当台公園・市民広場で日本酒やワインなどのアルコール販売が豊富で、お酒にぴったりなグルメもたくさん販売されていました。
しばらく涼しい気候が続いた仙台でしたが、この日は気温が30℃近くなり、かなり汗ばむ日となりました。
ということで、「ビールが飲みたい」という夫と共にビアガーデン化した市民広場へ。
ワインやシャンパンが飲めるBOUCHONのバーも好評でした。
今回初めて見かけた「三陸ビール」がとっても美味しかったので、是非飲んでもらいたい。特に女性におすすめなフルーティーなテイストが特徴です。
4種あるビールの飲み比べがおすすめですが、単品(3サイズ)もあります。
- 週末のうみねこ
- 恋するセゾン
- ばばばスタウト
- 伊達女のIPA
「伊達女のIPA」は、宮城県産のお米「だて正夢」を使ったフルーティーなビールで、とっても美味しい!ビールが苦手な人でも、これなら飲みやすいはず。
「ばばばスタウト」は、三陸で採れた牡蠣を使ったオイスター黒ビールで、人気で売り切れていました。
牛タン2パック800円、牛タンつくね200円など、おつまみもお手頃価格で販売されています。
市民広場の隣にある円形広場では、全国のおいしいグルメ(こってり系)がたくさん出店されているので、ビールとの相性も抜群です。
仙台ジャズフェスティバル2019のオリジナルグッズ
勾当台公園・円形広場では、仙台ジャズフェスティバルのオリジナルグッズも販売されています。
ジャズフェスのロゴが入ったポータブルチェア3000円、缶バッチ各200円、ペットボトルホルダー500円、クリアファイル300円、手ぬぐい1000円など。
人気なのは、オリジナルデザインの入ったマフラータオル1300円。
他にもオリジナルグッズのアパレルも人気で、着ている人も結構見かけました。
29thオリジナルTシャツ(ブラック・ベージュ)各2000円、ドライTシャツ(ホワイト)2000円、キャップ(ブラック・カーキ)2000円、ショルダーバック2000円、トートバッグ2000円など。
定禅寺ストリートジャズフェスティバル×JOURNAL STANDARDのコラボシャツやキャップが今年も販売されているようです。
Tシャツはホワイトとブラックの2色で3000円、キャップはネイビーとベージュの2色で30000円、コーチジャケットはブラック1色で9000円です。
また、仙台ジャズフェスティバルではカンパ(募金)も募っており、寄付をしてくれた全員にオリジナルのミニガンザ(シャカシャカ音のなる小さな楽器)をプレゼントしています。
生演奏を聴いたときや拍手の代わりに、ミニガンザをシャカシャカさせて盛り上がって観客も多くいました。
感想
仙台ジャズフェスティバルに初めて参加しましたが、GREEN LOOP SENDAI同様、仙台の人は街を盛り上げるイベントが大好きなんだなと感じました。
何より仙台らしいイベントが多くて、春夏秋冬いろんなフェスで盛り上がれるので、市民だけでなく観光客にとってもいつ来ても楽しい街だと思います。
他にも仙台の楽しい観光スポットは、こちらをどうぞ。