東北らしい展示が魅力な「仙台うみの杜水族館」
2015年にできた東北最大級の水族館「仙台うみの杜水族館」に初めて行ってきました。
東北の海をテーマに様々な生き物の展示をしていますが、迫力のあるものか個性的なものまで魅力的な演出が多いのが特徴です。
今まで全国あちこちの水族館を見てきましたが、今回はうみの杜水族館のすごいと思った展示やちょっと変わった水槽をご紹介します。
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
東北最大級の「仙台うみの杜水族館」
仙台うみの杜水族館は、仙台中心部からほど近い場所にある東北最大級の水族館です。2015年にできたばかりで、当時は話題になりましたね。
仙台うみの杜水族館は、仙台市宮城野区にある水族館で、最寄り駅の「JR中野栄駅」から無料のシャトルバスが出ています。
水族館のすぐ近くには三井アウトレットパーク仙台港、夢メッセみやぎ、キリンビール仙台工場などの親子連れで楽しめる施設が多いので、水族館だけでなく近場の施設とあわせて1日楽しめます。
仙台うみの杜水族館の料金表。年間パスがお得すぎる
仙台うみの杜水族館の料金表です。
- 大人(18歳以上) 2100円
- 中高校生(12~18歳) 1600円
- 小学生(6~12歳) 1100円
- 幼児(4歳~未就学児) 600円
- シニア(65歳以上) 1,600円
- 4歳以下無料
通常料金がやや高めなんですが、年間パスポートが安いんです。
仙台うみの杜水族館の年間パスポートは、通常料金の2回分の料金で購入できます。
大人の年パスは4200円、中高生は3200円、小学生は2200円…など。年パスがあれば、大人は毎月350円で水族館に通い放題ということになります。
このシステムは、美ら海水族館、京都水族館、新江ノ島水族館などの有名水族館でも採用している料金形態なんですよね。
ということで、我が家も早速年パスを作ってみることにしました!
エントランス前の受付で年パスの料金を払うと、引換券がもらえます。
引換券を持って入口を入り、右側にある「年間パスポート受付」で申込書を記入して、隣の部屋に移動すると2~3分でカードが発行されます。
年パスのカードには、名前、生年月日、有効期限、顔写真が記載されます。
そして、いざ年パスができたら水族館に入っていきます!
他とは違う仙台うみの杜水族館の魅力
入場後すぐに見られる「東北のうみ」(いのちきらめくうみ)が圧巻
まず最初に見られるのは、「日本のうみ -東北のうみ- 」のエリアです。
こちらでは東北の海を再現したような展示が多く、開口一番は東北の特産品であるホヤ(マボヤ)の養殖されている風景が見られます。
ホヤの下には、たくさんのサメ(ドチザメ)が…!
そして、ホヤを通り過ぎると大きな広場に出ます。
巨大な水槽には、大量のイワシの群れと他の魚たちの幻想的な風景が現れます。
初めての見る人ならきっと「わぁぁ!」っと声が出てしまうぐらい美しい海底の景色が目の前に。
このイワシの群れが常にいろんな形に変化して、ずっと見ていても全然飽きません。近くを泳ぐマンタもまた良い演出をしています。
イワシの群れの奥には、人間の足(ヒレ付き)のそばを泳ぐイルカ(ジュゴンかも?)の姿も。うみの杜水族館では、有料の体験プログラムも充実しています。
巨大水槽を2階から眺めることもできます。まるで海の中に潜っているような感覚になる素晴らしい演出です。
定番の展示から、なかなかマニアックな展示まで幅広い
東北最大級の水族館ということもあり、定番の海の生き物もたくさん展示されています。
他にも、こんなの他であまり見たことない!と思うような水槽もたくさんあって、海の生き物が好きな人ならワクワクするような演出もありますよ。
こちらはアナゴの水槽ですが、アナゴたちが寝床から仲良く顔を出しています。まさしく、ウナギ(アナゴ)の寝床状態…!狭くないのかな?
こちらは岩と色が同化していてわかりづらいですが、フサギンポという魚です。すっごい分厚い唇…!顔つきが誰かに似てる…。
うみの杜水族館は深海生物がお好きなのか、深海生物の展示が結構多いです。
こちらは冷凍されたミズウオダマシ(上)とナヌカザメ(下)を直接触ることができます。
死んでいるとわかっていても、なかなか触れません。と言うか、触りませんでした(笑)
深海生物の水槽はよく見かけますが、実際に触れるのは珍しいのかなと思います。
仙台うみの杜水族館の人気なイルカとペンギンショー
安定のイルカショー!ナイトアクアリウムも人気
人気のイルカショーは、1日5回行われます。長期連休のときは、1日6回ほど。
10:00、11:30、13:00、14:30、16:00とありますが、午後は混むのでゆっくり見るなら午前中がおすすめです。他にも有料の体験で、生き物たちとふれあうことができます。
「イルカタッチ&フォト」は、1回1000円で30分間ふれあうことができます。写真撮影つき。
「ペンギンフィーディングタイム」は、1杯300円で25分間楽しむことができます。
他にもゴマアザラシのトレーナー体験ができたり、大水槽に餌やりができたり、他にもたくさんの体験ができます。どれも手頃な価格で体験できるのが良心的だなと感じます。
ナイトアクアリウムも人気で、夜のイルカショーは東北では仙台うみの杜水族館でしか見られません。
地味だけど、キュンとくる。個性豊かなペンギンパフォーマンス
個人的におすすめなのが、1日3回ほどある「ペンギンパフォーマンス」です。
個性的なペンギンたちが芸をするコーナーですが、地味だけど可愛くてキュンとくるんです。
飼育員さんと一緒にやってくるペンギン2匹。
1匹(名前失念)はとにかくエサが欲しくてたまらい子で、もう1匹は「なっちゃん」(下写真の手前の子)でとにかくマイペースで自由。
1匹が必死でサイコロを転がしてパフォーマンスをしているあいだ、なっちゃんは他のペンギンがいる水槽を眺めて「はやく水槽に戻りたいな~」という表情(笑)
飼育員さんがエサでなっちゃんをおびき寄せても知らんぷり。このマイペースさが可愛い!
このパフォーマンスでは、可愛いペンギンを間近で見ることができます。親子で楽しめる無料のショーなので、是非見てみてください。なっちゃんは必見です。
「仙台うみの杜水族館」の情報
店名 | 仙台うみの杜水族館 |
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URL | http://www.uminomori.jp/umino/index.html |
住所 | 宮城県仙台市宮城野区中野4-6 |
電話番号 | 022-355-2222 |
営業時間 | 9:00-18:00、8:00-21:00 年中無休 シーズンによって営業時間の変更あり(詳細こちら) |
駐車場 | 無料2250台あり |
備考 | 最寄り駅「JR中野栄駅」より無料シャトルバス運行 |
感想
初めての仙台うみの杜水族館でしたが、見ごたえ十分でまた行きたいと思いました。(すでに年パス購入済み)
とにかく巨大水槽のイワシの大群が一見の価値あり。これだけでも何回も見たいぐらい。
フードコートのメニューやお土産が割高な印象ですが、体験プログラムはコスパが良いので、是非思い出をたくさん残してみてください。