利府「カトーマロニエ」発祥の生どら。元祖生どら全6種を食べ比べてみた

当記事にはプロモーションが含まれます。

 

「生どら」の生みの親・カトーマロニエ

以前、利府町にある産直市場「あじわいの朝」に立ち寄った際、大好きな生どらを発見して購入したら、なんと「生どら」の生みの親が作ったものだと知りビックリ。

偶然の発見でしたが、実は「生どら」の生みの親であるカトーマロニエは利府町の菓子店でした。(地元では有名のようですが)

今回は、カトーマロニエの「元祖生どら」全6種類を食べ比べてみた感想をご紹介します。

あお葉
生どらと言えば榮太楼が有名ですが、ぜひ元祖の味も食べてみてください。

※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。

昭和62年に完成した「元祖生どら」は利府発祥

今や全国のスーパーやコンビニなどでよく見かける「生どらやき」が大好きな方も多いのではないでしょうか。

あんことホイップクリームを練り合わせた餡をどらやきで包んだ洋菓子のような和菓子が絶品なんですよね。私も生どらやきが大好きで、見つけるとつい買ってしまいます。

そして、仙台にきて初めて榮太楼の「なまどら焼」を食べて虜になってしまいました。

あじわいの朝 利府店 店内の様子▲あじわいの朝(利府店)の「元祖生どら」売場

そんな「生どら」の生みの親である菓子店が利府町にあります。

昭和62年2月25日にカトーマロニエの現社長・星山紗智子さんが考案したのが、今や全国に知れ渡る「生どら」で、現在も同社の主力商品となっています。

カトーマロニエでは洋菓子と和菓子の両方を製造することから、和のどらやきに洋のホイップクリームをかけわせるという柔軟な発想ができたのだと推測します。

「元祖生どら」全6種類を買ってみた

カトーマロニエなまどら

発売当初は「生どら」の名称で販売していたそうですが、その後「元祖生どら」に改名して今に至ります。

「元祖生どら」は全部で6種類あります。

  • あずき
  • ずんだ
  • 黒ごま
  • チーズ
  • くるみ
  • いちご

あずき、ずんだ、黒ごまは定番ですが、チーズやくるみは見かけたことがないので楽しみです。

東北って、くるみを使ったお菓子多いんですよね。

カトーマロニエなまどら

通常一律183円(税込)で販売している「元祖生どら」ですが、あじわいの朝(利府店)では1個160円(税込)で冷凍販売していました。

「元祖生どら」全6種食べ比べてみた

元祖生どら「小豆」

カトーマロニエなまどら

こちらが「生どら」の元祖となる生どらやきです。

有機小豆を使用した粒あんとホイップクリームを合わせて、ふわっもちっとしたどらやき生地で挟んでいます。

カトーマロニエなまどら

冷凍されていたものを解凍して食べましたが、粒あんの舌触りとクリームのまろやかな甘さが絶妙でとても美味しいです。

原材料を見ると、はちみつが入っているのでほんのり甘いようです。こんにゃく芋も入っているので生地に弾力があるのかな。

榮太楼の生どらと比べると、カトーマロニエの方が若干さっぱりしているような。甘さ控えめの餡なので、パクパク食べられる美味しさです。

元祖生どら「ずんだ」

カトーマロニエなまどら

こちらも甘さ控えめなずんだ餡で、きれいなうぐいす色です。あまりずんだ感は濃くないので子どもにも食べさせやすいかなと思います。

原材料にはちみつや洋酒が入っているので、ずんだがまろやかな甘さになっているのかな。一応こちらにもホイップクリームは入っているようです。

元祖生どら「くるみ」

カトーマロニエなまどら

そして、もう1つ和と和の組み合わせと言えばくるみ味なのですが、こちらはほんのりくるみの風味が感じられる程度で、そこまで主張が強い商品ではありません。

が、甘いのが苦手もしくはご年配の方にも優しい味わいなんじゃないかなと思います。

元祖生どら「黒ごま」

カトーマロニエなまどら

しっかりとごまの風味が感じられる黒ごま味は、個人的におすすめの商品です。(黒ごま好きなので)

こちらにも一応ホイップクリームが入っているようですが、どちらかと言うと和テイストが強いどらやきです。やはり和と和の組み合わせは鉄板の美味しさ。

元祖生どら「チーズ」

カトーマロニエなまどら

そして、カトーマロニエの「元祖生どら」6種類の中で一番特徴的と言えるのがチーズ味です。

だだのチーズでなく、ホイップクリーム×クリームチーズ×白餡が混ざった独特の酸味と甘みが美味。これは6種類の中で一番好きかも!

これは他の生どらでは味わったことのない美味しさなので、ぜひご賞味あれ。

元祖生どら「いちご」

カトーマロニエなまどら

最後に、カトーマロニエの「元祖生どら」の中では一番洋菓子に近いのがいちご味です。

いちごの粒の触感が残り、ホイップクリームとの相性も間違いない。酸味と甘みのバランスがちょうど良いので、大人も子どもも大好きな味だと思います。

緑茶より、紅茶やコーヒーに合いそうな生どらです。

「カトーマロニエ」の情報

店名 カトーマロニエ(本店)
URL http://kato-marronnier.com/
住所 宮城県利府町しらかし台6丁目4-3
電話番号 022-356-5514
営業時間 8:30-18:00
駐車場 無料あり

感想

全体的にカトーマロニエの生どらは、甘さ控えめで優しい味わいが多いようです。酸味のある食材とどらやきの相性が良いことに気づきました。

カトーマロニエの「元祖生どら」は、仙台駅おみやげ処3号(2階)・4号(新幹線改札脇)、長者原SA(下り)や安達太良SA(上り)などでも販売しています。仙台国際空港では生どらの販売はなく、チーズ系の洋菓子のみ販売しています。

他にも、宮城のおすすめご当地グルメを味わうなら、こちらをどうぞ!

掲載情報は執筆時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。
ご利用の場合は、必ずご自身で最新情報をご確認ください。