松島湾に浮かぶ福浦橋をわたって福浦島へ
松島の東側にある福浦橋を通って、福浦島に行ってきました。
夕暮れ時には、松島湾にしずむ夕日がとてもきれいで、観光地の喧騒を離れてのんびりと松島らしい風景を堪能することができます。
松島観光に来たら是非訪れて欲しい福浦橋・福浦島の見どころをご紹介します。
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
出会い橋とも呼ばれる福浦橋
松島には赤い橋が3つあり、その1つ福浦橋は別名「出会い橋」と呼ばれています。
国指定重要文化財に指定されている五大堂につなぐ透橋は別名「縁結び橋」、松島湾の北側にある渡月橋は別名「縁切り橋」と呼ばれているそうです。
出会い、縁結び、縁切り…。この地で、今までどれだけの出会いと別れが繰り返されてきたのでしょうか。
福浦橋から福浦島への通行料・アクセス
福浦橋の入口にはカフェ・ベイランドがあり、そこで通行料を支払います。
- 大人 200円
- 小人(小中学生) 100円
カフェ・ベイランド(レストハウス)は、3~10月は17:00まで、11~2月は16:30までの営業ですが、その時間以降も福浦島に滞在することはできました。(帰りはカフェ横の門が開いていたので、そちらから出られます)
福浦島は、ぐるっと島を一周すると大人の足で約1時間ほどのコースです。福浦島入口から見晴台(展望台)までは、大人の足で徒歩30分ほど。
島内には茶店や公衆トイレがあります。遊歩道で歩きやすくなっていますが、街灯などの照明がないので、日が暮れると真っ暗になるのでご注意を。
松島らしい景色が堪能できる福浦島
直線252mの福浦橋からの絶景
私たちが訪れた夕暮れ時でも、何組かの観光客が福浦島に向かっていました。
福浦橋では、通年17時頃から橋のライトアップを行っているので、夜の松島の景色も楽しめます。
約252mの直線の橋から見える福浦島や松島湾の景色が絶景なんです。
季節や時間によって、いろんな違った景色が楽しめるのが魅力な福浦橋・福浦島です。
島と島をつなぐ赤い橋、松や小島などのコントラストが風情がありますよね。
福浦島にある弁天堂と希少な植物
福浦橋にはいくつか見どころがあって、最初に見られるのが弁財天を祀る「弁天堂」とその横にある「毒龍庵記碑」です。
この碑は1637年頃の瑞巌寺100世洞水禅師が開いた毒龍庵の歴史を、1734年に同寺105世天嶺禅師が記したものです。
引用:島内の案内板より
よく見ると、お堂の外壁にはたくさんのだるまがいました。
こちらから見える松島湾の景色もとってもきれいです。
福浦島には様々な植物が自生しており、中には希少な植物も栽培されています。
上の写真は「石斛」と呼ばれる近年松島の島々で見られなくなった植物だそうで、瑞巌寺の杉に着生していたものをバイオ技術で増殖させたようです。
5月中旬~6月上旬には、可憐な花を咲かせるようなのでお楽しみに。
福浦島のいたるところから見渡せる松島の島々
福浦島の見晴台(展望台)から見える九ノ島、青鰻島、焼島、獺島など島々を見晴らすことができます。
松島って、本当にたくさん小さな島があるんですね。
日が暮れてくると、木々に囲まれている島内はだんだんと暗くなってきます。
見晴台は、遊歩道から茂みの中を少し歩いた場所にあるので、足元にはご注意ください。
夕暮れ時の福浦橋からの景色がきれい
島からの帰り際、福浦橋から見る松島湾の景色がとてもきれいでビックリしました。夕焼け空と海のコントラストが絶景。
松島では「松島にのぼる月」が日本百名月に選ばれており、 夜の松島も楽しむことができます。
満月の日は、通年行われている福浦島のライトアップが消灯されて、月見を堪能できるそうですよ。
- 4月~8月の点灯時間:16時~22時
- 9月~3月の点灯時間:17時~22時
福浦橋から福浦島まで全体的に歩きやすく、自然豊かで島内にある多目的広場はピクニックもぴったり。
子連れでも散策しやすい場所なので、ぜひご家族で島歩きを楽しんでみてください。
「福浦島」の情報
島名 | 福浦島 |
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URL | https://www.town.miyagi-matsushima.lg.jp/index.cfm/8,0,36,299,html |
住所 | 宮城県宮城郡松島町松島仙随39-1 |
電話番号 | 022-354-3457(カフェ・ベイランド) |
営業時間 | 8:30~17:00(3月~10月) 8:30~16:30(11月~2月) |
駐車場 | 無し(近隣に有料駐車場あり) |