仙台市宮城野区にある仙台管区気象台によると、2020年3月28日に桜（ソメイヨシノ）の開花を観測したと発表がありました。
例年より14日早く桜が開花し、仙台では過去最速の開花となります。
仙台管区気象台のすぐ目の前にある榴岡公園や榴岡天満宮も桜の名所として人気のスポットなので、仙台管区気象台のソメイヨシノとあわせて開花状況をチェックしてきました。
【2020】仙台で過去最速の桜の開花
宮城野区にある仙台管区気象台では、1953年から桜（ソメイヨシノ）の開花観測を行っています。
今年は観測史上最も早い桜の開花となります。過去一番早い記録は2002年3月29日で、過去一番遅い記録は1984年4月28日だそう。
仙台管区気象台から開花宣言があった当日ということもあり、気象台敷地内のソメイヨシノ前でたくさんの方が記念写真を撮っていました。
▲仙台管区気象台のソメイヨシノ（3月28日時点）
まだほとんど蕾の状態でしたが、桜の標準木に5～6輪の花が咲いたら“開花”となるようです。
実際、仙台市内ではあちらこちらですでに桜が見頃を迎えているスポットがたくさんありますが、あくまでも仙台ではこちらの気象台の桜の開花を目安にしています。
【3月28日】榴岡公園の桜の開花状況
仙台管区気象台のすぐ向かいにある榴岡公園では、すでに桜の見頃を迎えています。
公園内にはいろんな種類の桜が植えられているので、時期によって開花状況が異なりますが、3月28日時点で全体的に4～5割は見頃を迎えていました。
週末ということもあり、花見を楽しんでいる方々も数グループいました。
例年であれば、この時期はとても混雑しているはずですが、新型コロナウイルスの影響でほとんど花見客がいません。
榴岡公園の桜は、主に公園の西側に集中しています。（仙台駅寄り）
例年より花見客が少ないので、ゆっくりと鑑賞したり写真撮影ができました。
ちなみに、公園の北側にある梅林は、桜の開花とともに見頃を終えていました。
【3月28日】榴岡天満宮の桜の開花状況
榴岡公園から徒歩2～3分の距離にある榴岡天満宮も桜の名所として有名です。
榴岡公園同様、榴岡天満宮の桜も見頃を迎えていました。
まだ全体的に5～6咲きと言ったところですが、今年は例年より気候が暖かいので、開花が一気に進むかもしれませんね。
