仙台にムーミン公園がある理由。北欧の雰囲気が楽しめる「キートス広場」の様子や遊具を紹介

2020年3月10日 2020年3月31日

仙台で北欧の雰囲気を楽しめる場所

仙台には全国的にも珍しい「ムーミン」の世界観が広がる児童公園があります。

埼玉では日本初の「ムーミンバレーパーク」が2019年にオープンしましたが、私の知る限り、ムーミンの世界観が楽しめる児童公園（入場無料）は、埼玉県飯能市の「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と宮城県仙台市の「七北田公園」の2ヶ所のみ。

なぜ仙台にムーミンの公園があるのか気になったので調べてみました。

仙台にムーミンの公園「キートス広場」ができた理由は、フィンランド共和国より寄贈されたからでした。

元々、仙台市とフィンランド共和国・オウル地域は、2005年から互いのビジネスを促進すための「産業振興協定」を結んでおり、現在も国際交流を通して親交を深めています。

そんなフィンランド共和国より、東日本大震災の復興支援として「復興の最中にある子どもたちを励ましたい」とムーミンのキャラクターが描かれた遊具17点が寄贈されて、2013年7月12日に「キートス広場」がオープンしました。（「キートス」とはフィンランド語で“ありがとう”の意味）

ちなみにこちらの記事によると、ムーミンの遊具が設置された「七北田公園」が選ばれた理由については、「森と湖の国として有名なフィンランド共和国のイメージの場所」だそう。

確かに、七北田公園は木々に囲まれており、すぐ目の前には二級河川の七北田川が流れて、フィンランドの自然に近い環境です。

公園の真ん中には、「ムーミン」の人気キャラクターが描かれたすべり台があります。

2階建てのすべり台の2階部分には、ムーミン、スノークのおじょうさん、ミイ、スナフキン、スニフが描かれています。

1階部分にはテーブルや椅子があり、大人には狭いですが、子どもにはぴったりなスペースがあります。

広場内に点々とあるスプリング遊具には、スナフキン、スノークのおじょうさん、ムーミンママなどが描かれています。

こちらは少し変わった遊具で、スナフキンが描かれた鉄製の山型の遊具。

あまり日本では見かけない遊具ですが、フィンランドでは一般的なのでしょうか？

おそらく、小さな子どもがよじ登ったり、かくれんぼのときに隠れたりして遊ぶのかなと思います。

ただ、傾斜に凹凸も何もないので登りにくそう…。

こちらは、ミイが描かれたブランコ。

北欧らしいスタイリッシュなブランコでおしゃれですね。

こちらもミイが描かれた2人乗りシーソー。

スプリング遊具でもあり、シーソーにしては省スペースです。こちらも北欧らしいシンプルなデザイン。

こちらの遊具は、片面がロッククライミング、もう片面がネットクライミングになっています。

ムーミン、ミイ、スノークのおじょうさん、ニョロニョロが描かれています。（ムーミンだけ悩み中？）

最後に、先ほどのロッククライミング遊具の大型版。

こちらに描かれているのは、少しマニアックなキャラクター「モラン」です。“世界で一番冷たく、大きな灰色のおばあさんのような魔物”らしいです。

季節的に緑が少ないですが、春～秋は緑や紅葉が茂る自然に囲まれた公園で、ムーミンの世界観を感じられる広場としてぴったりです。

仙台にある北欧の雰囲気を楽しめるお店を調べてみました。

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mii(@miipekoo)がシェアした投稿 – 2019年 7月月2日午後5時02分PDT

2019年にオープンしたデンマーク出身のご主人と日本人の奥様が営むカフェ。

デンマークで定番のサンドイッチやカフェメニューが楽しめます。

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Kukka with flower & Cafe(@kukka087)がシェアした投稿 – 2020年 3月月7日午前1時12分PST

フィンランド語で“花”を意味する「クッカ」は、自家焙煎コーヒー、こだわりのカレーやパスタが味わえるカフェ。

店内には北欧家具やインテリア、ムーミンなどが飾られています。

店主は、芸人サンドイッチマン・富沢さんの同級生で、テレビ出演もされています。

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Bjork(@bjork_hemslojden)がシェアした投稿 – 2020年 2月月18日午後4時40分PST

「ビヨルクヘムスロイド」とは、スウェーデン語で“白樺・手工芸品店”を意味するようで、北欧の洗練された雑貨を販売しているオンラインショップ。

日本人の生活にも自然と溶け込む北欧雑貨のインテリア、可愛らしいフラワーデザインの食器など女心をくすぐる商品ばかり。