大崎バルーンフェスティバルの知らないと損な情報
2019年11月22日~24日の3日間行われる「第34回大崎バルーンフェスティバル」を見に行ってきました。
初めて熱気球を間近で見て、家族で大興奮!早起きして参加した甲斐がありました。
今回は、バルーンフェスティバルの会場の様子や参加前に知っていると役に立つ情報をご紹介したいと思います。
朝4時に起床してがんばりました!
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
大崎バルーンフェスティバル2019のイベント情報
大崎バルーンフェスティバルとは、お祭りというよりは熱気球の競技大会がメインのイベントです。
天候や風向きによって競技ができない場合でも、フリーフライト(パイロットの自己責任で飛行)で浮いている熱気球を見ることができる場合もあります。
11月22日(金)
6:10 熱気球大会 開会式
6:30 熱気球競技フライト
7:30 係留気球体験試乗
9:30 パワードパラグライダーデモフライト
11:00 小型飛行機デモフライト
14:30 熱気球競技フライト
11月23日(土)
6:30 熱気球競技フライト
7:30 係留気球体験試乗
9:00 パワードパラグライダー第16回東日本大会
9:30 感覚アートフリーマーケット
10:00 バルーンアート、岩出山バルーン音楽広場
11:00 小型飛行機デモフライト
14:00 熱気球競技フライト
11月24日(日)
6:30 熱気球競技フライト
7:30 係留気球体験試乗
9:00 パワードパラグライダー第16回東日本大会
10:00 バルーンアート
11:00 小型飛行機デモフライト
11:30 熱気球大会 閉会式
大崎バルーンフェスティバルの会場・駐車場・服装
大崎バルーンフェスティバルの会場は、宮城県北部の大崎市にある「あったか公園」(江合
川河川公園)です。会場のすぐ裏手に感覚ミュージアムがあります。
駐車場は、河川敷周辺に約300台ほどあるようです。イベント期間中は、会場付近に誘導員の方が何人か立たれているので、指示に従って駐車します。
- 感覚ミュージアム駐車場
- 岩出山公民館駐車場
- 城山公園駐車場 など
私たちが参加した23日は、6時30分時点で気温が6~7℃ほどでとても寒く、観客の皆さんも防寒対策はしっかりとされていました。(真冬の服装ぐらいでちょうどいい)
小さなお子さんを連れたご家族もたくさん来られていて、ジャンプスーツやベンチコートを着ているお子さんが多数でした。それぐらいしっかり防寒着を着ないと、寒空の下での観覧は厳しいです。
早朝のイベントなので、皆さんピクニック気分で持ち物も充実。レジャーシート、折りたたみ椅子、カゴいっぱいに食料や飲み物など、とにかくフル装備で観覧されていました。
大崎バルーンフェスティバルの整理券
大崎バルーンフェスティバルでは、各日にある係留気球体験試乗が目玉のイベントとなっています。
無料で熱気球に試乗できる(各日先着200名)チャンスなので、早朝から整理券をゲットするために並ばれています。
会場で係の方にお話を伺うと、日によって差はありますが、早い方は朝4時から列に並ぶそうです…!(驚)
そして、23日に関しては、整理券を配布する6時時点ですでに定員(200人)に達していたため、その時点で配布終了となったそうです。
なので、熱気球の試乗がしたい方は朝4~5時には並んだ方が良さそうです。もしその時間に並ぶのが無理な場合は、潔く諦めて大会開始の6時に合わせて来られる方がいいかなと。
大崎バルーンフェスティバルの露店・グルメ
まだ日も登らぬ朝6時時点の会場ですが、会場はかなりの観客で賑わっていました。
早朝でも会場内の露店では、温かい食べ物や飲み物、地元・岩出山グルメなどを販売しています。
仙台オクトーバーフェストにも出店していた岩出山家庭ハムの会社も会場のすぐ近くにあります。もちろん、バルーンフェスにも出店されていました。
第34回大崎バルーンフェスティバルの様子
競技前の試し飛び
私たちが参加した23日は、会場付近の上空に若干の風があったため、競技をするかしかないか直前まで悩まれていました。
まずは、上空でのフライトをチェックするため、1機が試し飛びをします。(こちらは名取出身のバルーンチームです)
熱気球は上下運動しかできないので、高度によって異なる風の向きを読んで操縦するテクニックが必要です。
この日は南風が吹いており、あまり高く飛ぶと鳴子の山の方へ流されてしまうと危険と判断して、競技は中止となりました。なりよりも、競技者の安全が第一です。
間近で見れる迫力満点のフライト準備
熱気球の競技自体は中止となりましたが、自己責任で飛ぶフリーフライトの許可が出たので、それぞれのバルーンチームが次々と準備を始めます。
芝生内は関係者以外立ち入り禁止ですが、すぐそばで熱気球を膨らませている様子やバーナーの迫力ある音や光景を楽しむことができます。
気球の大きさにもよりますが、膨らまし始めて10分ほどでふっくらと立ち上がります。
膨らんだ気球は、人力で引っ張って地上に停止しています。その後、パイロットら3~4人が乗り込んで、引っ張っている人が手を放すと上空へ浮き上がります。
いざ空の旅へ!熱気球の意外な豆知識
▲いってらっしゃーい!
フリーフライトで次々と飛び立つ熱気球。初めて間近で気球を見ましたが、本当にきれいでした。これは絶景!
1機ずつ飛び立つたびにアナウンスで「〇〇バルーンチームの皆さん、いってらっしゃーい!」という大きな掛け声。
どうやら、熱気球が飛ぶときは「いってらっしゃい」と声をかけるようです。
▲子供に大人気のカボチャの気球
ゆっくりとふわふわと浮いているイメージでしたが、下から見ていると1分ほどであっという間に上空へ飛んでいくので、結構上昇スピードがあります。
バナーを「ボオオオ!」と燃やすことで気球に空気を送り込み、どんどん上へ上がっていきます。
▲気球同士が接触している
この日は、上空で風があったため(と言っても体感ではほぼ無風に近い)ほとんどのバルーンは低空飛行でした。
実は、熱気球は低空飛行の方が難易度が高いそうです。(会場でのアナウンス情報)
そして、低空飛行していると近くの気球同士がぶつかることがあるのですが、バルーン同士が接触するのはあまり問題ないそうですが、バルーンとバスケット(人が乗っているカゴ)が接触してしまうとバルーンが破裂する危険があるので要注意だそうですよ。
「大崎バルーンフェスティバル」の情報
イベント名 | 第34回大崎バルーンフェスティバル |
---|---|
URL | http://www.city.osaki.miyagi.jp/index.cfm/24,1147,108,233,html |
場所 | あったか公園 (会場は感覚ミュージアム裏手の河川敷) |
電話番号 | 0229-72-1215 |
開催時間 | 22日6:10~14:30 23日6:30~14:00 24日6:30~11:30 |
駐車場 | 無料あり(複数地) |
感想
家族みんなで楽しめて、たくさんの気球をまとめて見れるので絶景でした。
会場で気球についていろんな豆知識を教えてくれるので、初めての参加でも熱気球について知れてより一層楽しめました。
北海道、東京、熊本など遠方からの参加者が多く、とても貴重な大会なのだと実感。 宮城で見られるのはとてもラッキーですよ。
また、岩出山にきたらぜひ全国的にも珍しいROYCE(ロイズ)の常設店がある「あ・ら・伊達な道の駅」に立ち寄るのもおすすめです。バルーンフェス会場から車で10~15分ほどです。
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