宮城県や旅行関連会社が主催する新たなクラウドファンディング「愛するみやぎドットコム」の募集が2020年6月30日(火)から始まりました。
新型コロナウイルスの影響で、大きな被害を受けた県内の観光業を活性化させたい目的で支援者を募っています。
支援者には、支援した金額に2割増しされた利用券が配布されて、実際に支援した施設や飲食店などで使用することができます。支援された方も支援した方も双方にメリットのあるクラウドファンディングです。
「愛するみやぎドットコム」について
2020年3月に仙台の飲食店経営者が発起人となった「愛する店ドットコム」とシステムはほとんど同じです。
今回のクラウドファンディングを運営するのは、行政や観光関連会社などの団体で、支援対象施設が宮城県全土に拡大しています。
クラウドファンディングの概要
画像:愛するみやぎドットコム
▪「愛するみやぎドットコム」について
参加している飲食店や宿泊施設の中から支援したい施設を選び、支援金を選択後、決済をすると支援完了。まちくるファンド(要会員登録)の特設ページから支援ができる。支援額が上限に達すると、その施設の募集は終了する。
▪募集期間
2020年6月30日~7月30日
▪支援金(コース)
2000円~
※(例)支援金2000円の場合、受け取れる利用券は2400円。
▪割増利用券の受取日
2020年10月以降に支援施設より郵送
▪参加施設数
587施設
画像:まちくるファンド仙台
今年3月に一般の飲食店経営者たちが支援を募った「愛する店ドットコム」では、当初の目標金額500万円の設定に対して、集まった支援金は2500万円以上と予想を遥かに上回る結果となりました。
県民の地元飲食店に対する愛着と支援の力が実を結んだ結果となり、今回のクラウドファンディングも同じように県内の観光業の復活に繋がればと思います。
参加している飲食店や宿泊施設
今回のクラウドファンディングは、宮城県の補助を受けて、JTBや近畿日本ツーリスト東北などが運営しています。
飲食店以外にも宿泊施設やアクティビティ関連の参加施設が多いのも特徴です。
▪参加施設
仙台・松島354軒、県南67軒、三陸94軒、県北72軒
▪参加している飲食店
HACHI、秋保ヴィレッジアグリエの森、いしのまき元気いちば、蔵王酪農センター、うまい鮨勘、お茶の井ヶ田、旧伊達伯爵邸・鍾景閣、キリンビアポート仙台など425軒
▪参加している宿泊施設
ウェスティンホテル仙台、奥州秋保温泉蘭亭、篝火の湯緑水亭、気仙沼プラザホテル、蔵王山水苑、ホテルきよ水、佐勘、弁天閣、ホテルニュー水戸屋、ホテル松島大観荘など162軒