【2020】サロン・デュ・ショコラ仙台の特徴
仙台三越で1月30日~2月14日まで開催されている「サロン・デュ・ショコラ2020」に行って、購入したものや会場の様子をレポートしています。
今回は、仙台三越でしか買えない限定チョコレートに絞って商品を選んでみました。
また、全国6ヶ所で開催されているサロン・デュ・ショコラの情報を比較すると、仙台会場の特徴がよくわかり、よりイベントを楽しむことができます。
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
※ショコラティエの参加人数や出店数など、カタログより独自に数えたため、実際の数より誤差がある可能性があります。
仙台「サロン・デュ・ショコラ」の出店情報
画像出典:仙台三越
1995年からフランスで始まった「サロン・デュ・ショコラ」ですが、日本では2002年から開催されて年々盛り上がりが増しています。
国内最大級のチョコレートの祭典として、普段なかなか買えない珍しいチョコレートや日本初上陸のチョコレートなどを購入することができます。
サロン・デュ・ショコラ2020の仙台会場(仙台三越)では、1月29日にエムアイ会員内覧会、1月30日~2月14日まで一般会を開催しています。仙台会場は、過去最長の16日間の開催です。
仙台会場では、10ヶ国からショコラティエが参加しています。ブランド数は104店、参加ショコラティエは92人です。
仙台「サロン・デュ・ショコラ」は入場無料
2020年のサロン・デュ・ショコラは、全国6ヶ所で開催されます。
その内、入場料がかかるのは東京会場のみ。他5会場では入場無料です。
- 京都(ジェイアール京都伊勢丹)
- 東京(新宿NSビル)
- 札幌(丸井今井札幌本店)
- 名古屋(名古屋栄三越)
- 福岡(岩田屋本店)
- 仙台(仙台三越)
東京会場では時間帯別にチケットの購入が必要で、エムアイ会員内覧日は500円、一般会期はエムアイ会員600円、当日券700円となっています。
仙台会場は入場無料で、期間中いつでも買いに行けますが、混雑すると入場制限がかけられるので注意が必要です。また、人気商品には整理券を配布しています。
仙台「サロン・デュ・ショコラ」と各会場の違い
日本のサロン・デュ・ショコラは、各会場で内容が若干異なります。
まず、2020年の開催日に関しては、京都で1月22日から、東京で1月27日から、札幌・名古屋・福岡で1月29日から、仙台で12月30日から開催されます。仙台会場が1番最後に始まります。
1番長く開催している京都は26日間、次に札幌・名古屋の17日間、その次は仙台の16日間です。東京に関しては7日間しか開催されません。
出店数や購入できる商品数も会場によって大きく異なります。
特に、東京会場と仙台会場を比較してみるとその違いがわかります。(カタログから数えたので、若干誤差があるかも…)
カタログを見比べていると、東京会場で販売している商品が仙台会場では販売していないというケースがよくあります。ちょっとショック…。
会場 | 東京 | 仙台 |
---|---|---|
開催日数 | 7日間 | 16日間 |
カタログページ数 | 200ページ | 32ページ |
ブランド数 | 112店 | 104店 |
参加国 | 23ヶ国 | 10ヶ国 |
ショコラティエ | 125人 | 92人 |
フランス人ショコラティエ | 42人 | 25人 |
日本人ショコラティエ | 44人 | 41人 |
フランスが本場の「サロン・デュ・ショコラ」ですが、東京会場では40人以上のフランス人ショコラティエが参加しているのに対して、仙台では約半数の25人のみ。参加国も半数以上違いますね。
カタログのページ数にも大きな違いがあり、たった7日間しか開催しないにもかかわらず、東京は仙台の6倍以上のページ数があって気合いの入り具合がわかります。(入場が有料なのもあると思いますが)
一方、仙台会場の仙台三越の特設サイトは、いまいち情報が少ないのが残念…。
ただ、仙台でも日本人ショコラティエは、東京とほぼ同じぐらい参加しています。地元出身のショコラティエも参加しているのも楽しみ。
【2020】サロン・デュ・ショコラ仙台の体験レポ
仙台「サロン・デュ・ショコラ」会場の様子
私が訪れたのは、2日目の30日(金)14時頃でしたが、会場は思ったよりも混雑していませんでした。
並んでいるお店もいくつかありましたが、多くても5~6人待ちぐらいの混雑状況で比較的にのんびり見て回れました。会場もコンパクトにまとめられていて見やすかった。
客層は9割が女性で、20代~50代ぐらいの方が多かったと思います。友人同士や母娘で来られている方がほとんどかな。
男性は、奥さんや彼女と一緒に来られたような方がいる程度で、男性だけという方はほぼ見当たりませんでした。
15時ぐらいになると、どんどんお客さんが増えてきて、通路を行き来するのが少し困難になるぐらい。
恐らく、ランチ後に来られる方が多いと思うので、混雑を避けたい方は午前中もしくは12~13時頃が買い回りしやすいと思われます。
仙台「サロン・デュ・ショコラ」行く前に要チェック
今回、サロン・デュ・ショコラ仙台で気になった点や知っておくと良い点をまとめました。
- 人気商品は12時頃までに完売することが多い。
- 何を買ったらいいかわからない場合は「セレクションボックス」がおすすめ。
- 平日午後の混雑する時間帯は15時以降、17時以降。
- 平日午後でも会場限定スイーツ(イートイン)は結構余っている。
- お店の前で5~10秒ぐらい立ち止まっていると高確率で試食がもらえる。
- エムアイカードがあるとポイントが貯まる。
- 会場マップ&カタログはあると便利だか、会場の巨大マップでも代用可能。
- ベビーカーはなるべく利用しない方がいい。抱っこ紐もご注意を。
子連れのママさんの気持ちは痛いほど理解できますが、仙台会場の通路はすごく狭いです。抱っこ紐でもすれ違う人とぶつかっている方を何人か見かけました…。
効率よく会場を見て回るためには、事前にサロン・デュ・ショコラ仙台のカタログと会場マップをチェックしておくと便利です。
各店舗で試食を用意していることが多いので、気になる商品はぜひ試食させてもらいましょう。
【2020】サロン・デュ・ショコラ仙台でしか買えない限定品の購入レポ
ボナ(フランス)|フランボワーズ
今回は、サロン・デュ・ショコラ仙台限定のチョコレートに絞って商品を選んでみました。
まずは、フランス「BONNAT」(ボナ)の仙台限定タブレットチョコレート「フランボワーズ」です。いわゆる板チョコですね。
フランスで1884年創業の老舗菓子店の6代目になるステファン・ボナが手掛けている商品です。
実際に会場で試食して美味しかったので購入してみました。たっぷり100g入っていて1個1944円。
限定300点で、カタログ掲載商品です。
甘酸っぱいドライラズベリーのつぶつぶが入ったカカオ65%のコクのあるチョコレートです。
甘すぎないので食べやすく、カカオの美味しさがしっかり感じられます。好きなサイズにカットして、少しずつ食べられます。
デジレー(ベルギー)|限定アソートショコラ&トリュフ
こちらも試食して美味しかった、ベルギー「Desiree」(デジレー)の仙台限定「アソートショコラ&トリュフ」です。
ベルギーで1903年創業の老舗菓子店の定番商品を仙台限定アソートとして販売しています。
10粒入りで1890円と、サロン・デュ・ショコラではかなりお手頃な価格。ラッピングも素敵なので、バレンタインにもぴったり。
特にトリュフが美味しいお店で、アソートの中にも2種類のトリュフが入っています。
しかも、デジレーは商品を買うとオリジナルの木製キーホルダーをプレゼントしてくれます。
5色から好きな色が選べますよ。(これはカタログには書かれていない情報)
さらに、おまけのチョコレートまでもらえました。(これもカタログに書かれていません…!)
なんと気前の良いデジレー。
おまけの中身は、デジレー人気のトリュフと四角いチョコレート2個。
トリュフ好きには嬉しいプレゼントです。
ピエール・ルドン(ベルギー)|プチシャトー・ル・プレズィール
最後は、仙台限定ではありませんが、ベルギー「Pierre Ledent」(ピエール・ルドン)の三越伊勢丹限定「プチシャトー・ル・プレズィール」です。
私が訪れたときは、常に行列ができている人気店でした。
過去に世界菓子コンクールで総合優勝をした人物で、当時は最年少で優勝したそうです。
ピンクのデニム地の箱が購入感もあり、可愛さもあるデザイン。1箱に8粒入って2970円。
ベルギーから直空輸されており、ルドン氏のポリシーで冷凍保存されず、保存料も一切使われていないそうです。
ベルギーからできたての状態のまま日本に届いた商品なんですね。
ピエール・ルドンのアソートボックスは他にもいくつか種類がありますが、こちらは三越伊勢丹限定のアソートなので、他とは中身が違います。
1つずつの商品説明は書かれていませんが、食べてみてからのお楽しみといったことでしょうか。
ローズガナッシュやブロンドショコラなどの甘いチョコレートが特徴のようです。少しずつ味わって食べてみたいと思います。
会場限定スイーツ|もなかアラモード
サロン・デュ・ショコラの会場のみで販売される限定スイーツの中で、唯一仙台でしか販売されていないのが「もなかアラモード」です。1個400円。
本場フランスのサロン・デュ・ショコラでも販売された「和」と「宮城」をテーマ作られたスイーツです。
チョコレートクリームがたっぷり入った「ビター」と「蔵王チーズ&にこにこベリー」の2種類の味がありますが、今回は苺の方を食べてみました。どちらも仙台三越限定商品です。
宮城の苺の名産地・山元町のいちごを使っており、和柄のミルクチョコレート、蔵王チーズのホイップクリーム、宮城ブランド苺「にこにこベリー」を使用しています。
形を崩すのは勿体ないですが、全てを1つにまとめて食べてみると…さっぱりした甘さで美味しい。
蔵王チーズの程よい酸味のまろやかさ。そして、にこにこベリーの甘酸っぱい美味しさがバランスの良い。最中の軽さがさっぱり系スイーツに合うんですね。
この美味しさは仙台のサロン・デュ・ショコラでしか味わえないので、ぜひ食べてみてください。
「仙台三越」の情報
店名 | 仙台三越 |
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URL | https://www.mitsukoshi.mistore.jp/sendai.html |
住所 | 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目8-15 |
電話番号 | 022-225-7111 |
営業時間 | 10:00-17:30 |
駐車場 | 有料あり |