仙台の初売りが豪華すぎると話題
仙台では、他県民に驚かれるほど豪華な初売りがあるのはご存知でしょうか?
「仙台初売り」は200年以上続く仙台の伝統行事で、毎年超豪華な福袋や景品を求めて1月2日から市内のあちこちで徹夜組や大行列ができているとニュースやSNSで話題になるほど。
西日本出身の私からすると「どれだけ凄いの?」と気になったので、豪華すぎる「仙台初売り」の実態をまとめてみました。
※当記事に記載している料金や詳細については、投稿日現在の情報です。
仙台の伝統行事「仙台初売り」とは?
「仙台初売り」とは、仙台で200年以上前から続くお正月の伝統行事です。
詳しい歴史背景はこちらにも記載がありますが、仙台では1月2日から盛大に初売りを行うことで、1年の「福」を招くと信じられています。
仙台初売りでは、購入した商品よりもたくさんの景品がもらえたり、おもてなしを受けることから、初売りでは仙台市内のあちこちで長蛇の列ができるほど。
仙台初売り
←買ったやつ 景品→ pic.twitter.com/NFTqZ0rBs2— ばじりあん (@basiliano2) January 2, 2019
毎年恒例の仙台初売り!私が買ったのは右上の「雪肌精」しかも40パーセントオフ!それ以外はみーーーんな、景品。 pic.twitter.com/OtIlnwCQyJ
— まるまま☆ (@kazemarumama) January 2, 2016
うちの親にも手伝ってもらいながらw仙台初売り戦利品を並べてみた。(旦那氏のもの、くじ引いてもらったもの、初売り特価で買ったもの等含む)
AERの今年の先着景品が500円分の商品券、仙台四郎のタオル、お茶PETと太っ腹でびっくり。#仙台初売り2019 https://t.co/QJdkQFesSa pic.twitter.com/4MO4utSLAY— ゆにおん (@uniuni_oh) January 2, 2019
あまりにも過激に景品を与えることから、一般的には景品表示法に違反する行為ですが、仙台の藩政時代からの伝統行事ということが公正取引委員会にも考慮され、旧仙台藩領内でのみ特例で認められています。
現在は、主に仙台市内のデパートや商店などで正月から3日以内、景品の上限は5万円以内と定められています。(詳しくはこちら)
仙台は招き猫より「仙台四郎」の方が多い
仙台のリアル「福の神」と言えば、仙台四郎(仙臺四郎)です。
仙台四郎は江戸~明治時代に実在した人物で、彼がお店に訪れると不思議と繁盛するという噂が広まり、仙台商人のあいだで「商売繁盛」の人神として店先に仙台四郎の像を飾るようになりました。
仙台は招き猫より仙臺四郎の方が多い気がする pic.twitter.com/IDLKH141SR
— あお葉 (@sendai_meguri) December 5, 2019
この風習は現在でも続いていて、仙台駅近くのアーケード街の商店では、招き猫より仙台四郎の方が多く見かけることができます。
仙台駅近くのクリスロード商店街にある「三瀧山不動院」 では、仙台四郎を祀っています。
仙台初売りでも景品やポスターなどに仙台四郎の像が描かれており、仙台初売りを象徴する人物ともなっています。
徹夜してでも手に入れたい!豪華すぎる仙台初売り商品
お茶の井ヶ田の初売りの様子
仙台初売りの風物詩と言えば、お茶の井ヶ田の「茶箱」です。先着100名に桐箱いっぱいの商品詰め合わせがもらえます。
毎年、仙台駅近くのアーケード街にあるお茶の井ヶ田一番町店には、初売りの何日も前からテントを張って待機する人たちがいるほど。
お茶の井ヶ田では、数量限定の「福茶箱」も販売していますが、店先に並んでいる方たちは通常商品を購入したら無料でもらえる景品の「茶箱」を目当てに並んでいます。この茶箱が福茶箱同様に豪華すぎる景品ということから話題になっています。
これが仙台初売りの本気。
*1月1日15時現在
*開店は1月2日朝7時 pic.twitter.com/9dBSzmgo8u— ずんだ@ 仙台つーしんバズリサーチャー (@sentubarasa) January 1, 2019
朝の散歩で遭遇した、お茶の井ヶ田前の初売り待機列。何日前からいたのだろう。。 pic.twitter.com/ICjTf9geNF
— saori (@Midori_06Neko) January 1, 2019
これが元祖初売り、お茶の井ヶ田である。#仙台初売り pic.twitter.com/O9FfnbWvRf
— ながとくん (@gizanagato) January 1, 2016
県外の人からすると「そこまでする!?」と驚くと思いますが、異常なお得感&縁起物ということもあり、仙台市民にとっては当たり前の光景のようです。
あまりに何日も前から並ぶ人が多いため、公式サイトで12/30の18時以降に並ぶよう呼びかけるほど。初売りは2日からなので、それでも早いですが…。
仙台商店街の初売りの様子
仙台駅のすぐ近くには商店街が数多くあり、仙台初売りの中心エリアにもなっています。
- 一番町四丁目商店街
- ぶらんどーむ一番町商店街
- サンモール一番町商店街
- マーブルロードおおまち商店街
- クリスロード商店街
- パピナ名掛丁商店街
- 仙台駅前商店街
商店街別の初売り情報は、仙台商工会議所が運営しているこちらのサイトでチェックできます。
1月2日は毎年恒例、仙台初売り
200年前から続く伝統行事ですよ日本一といわれる「仙台初売り」の豪華な景品は、「歴史ある商習慣に基づくもの」との理由で、 国の機関である公正取引委員会から正月3日間のみ旧仙台藩地域に限り、特例として認められているものです。https://t.co/rO67uwYsIP pic.twitter.com/RMpPwrq4Op
— せんだいシロー☆ADK推し (@oku_libito) January 1, 2019
仙台初売りは、例年以上の人出で賑わってます!いつもこうだと良いですね! pic.twitter.com/KNYyAyvRTc
— Katsu (@KimuraKatsu) January 2, 2019
商店街では、初売りのおもてなしとして縁起物をプレゼントしたり、店頭でパフォーマンスなどが行われています。
仙台百貨店の初売りの様子
初売りと言えば、全国的にも百貨店の初売りが有名ですが、仙台にある百貨店でも異常な混み具合です。
おはよござりす!仙台初売り。三越の前では平成最後の初売りで恒例の行列だっちゃ!#仙台初売り #sendai #仙台 pic.twitter.com/JNqoRyNCnk
— たれ耳ねこの仙台弁LINEスタンプ (@taremimisendai) January 1, 2019
仙台名物のの初売りに来ました〜。
店側も気合がすごいw仙台初売りは昔からの伝統行事なので、景表法に特別ルールが適用されるのです。 pic.twitter.com/DKioaknXP7
— Yoshi JJ Takahashi (@ilovetechno) January 1, 2019
平成最後となる伝統の「仙台初売り」が始まり、早朝から商店街は多くの買い物客でにぎわっています。青葉区の百貨店「藤崎」では高級車「ランボルギーニ」の3600万円の福袋など、3万7000点を用意したということです。 pic.twitter.com/y05npaCuRI
— TBC東北放送 報道部 (@TBC_houdou) January 2, 2019
仙台には「仙台三越」と「藤崎」という2つの百貨店があります。三越は全国的にも有名ですが、藤崎は仙台に本社がある地元の百貨店です。
仙台駅周辺の初売りの様子
仙台駅周辺には大手の商業施設が多くあるので、初売りの日は駅前のペデストリアンデッキに長蛇の列。
見よ、これが仙台初売りの一部じゃ#仙台初売り pic.twitter.com/ItesdoQjIP
— しょう@酒とサウナと野球 (@sho_lab) January 1, 2019
【これが!】仙台初売り!ヨドバシカメラ仙台店の並び。人が多過ぎて写真に入りきりません。 pic.twitter.com/2qC0bzAcfr
— 赤い彗星 (@toward_haspo21) January 1, 2019
【エスパル仙台・初売り】
午前7時ごろの時点で少なくとも200人以上並んでいます。
売り切れの可能性も。欲しかった物はお早めに! pic.twitter.com/ttyWrF0X0E— たっちゃん (@p007u) January 1, 2019