キルフェボン仙台限定「にこにこべりーとずんだのタルト」を実食。復興への願いを込めるスイーツ

2020年3月1日 2020年4月9日

キルフェボン仙台限定タルトを買ってみた

キルフェボン仙台で3月1日から仙台限定「にこにこべりーとずんだのタルト」が発売になったので、初日に購入しました。

仙台限定タルトは、3月～6月上旬まで販売予定なので、ぜひ仙台に遊びに来たときに食べてもらいたい一品です。

他にも、3月1日から春の新作タルトが一斉に発売になったので、新作商品のまとめと実際に購入した商品の感想をレポートしたいと思います。

東北唯一のキルフェボンの店舗は、仙台駅から徒歩7分ほどの場所にあります。

3月1日からキルフェボン仙台のみで販売を開始した「にこにこべりーとずんだのタルト」は、東日本大震災から10年を迎える2021年に向けて、キルフェボンが宮城県を応援しようと開発した商品です。

売上の一部は、「東日本大震災みやぎこども育英基金」に寄付されます。

全国にあるキルフェボンで、唯一仙台のみで販売されるということで気になっている方も多いと思いますが、発売初日の様子を店員さんに伺ってみました。

店員さん曰く、開店11時の時点でお店の前にはかなりのお客さんが並んでおり、オープンと同時に限定タルトが売り切れてしまったそうです。

ちなみに私が来店したのは、初日の11：30頃。すでに売り切れていたので、次の焼き上がりまで50分ほどかかると言われました。

次の焼き上がりは、前払いのみ取り置き可能です。焼き上がる頃にまた戻ってくればOK。

新しいタルトの焼き上がりまで30～60分ほどかかるそうなので、売り切れていても諦めずに焼き上がりを待ってみてください。

今回購入したのは、こちらの3つのタルト。

通常キルフェボンのケーキは1カット1000～1500円ぐらい価格帯が多いですが、仙台限定タルトはキルフェボンでもリーズナブルなお値段。

「5種の柑橘のタルト」は、仙台限定タルト同様に3月1日から発売された春の新作です。

3月1日から発売になった春の新作タルトは、全部で10種類あります。

・2色のイチゴのジュエルタルト
・徳島県里浦産なると金時里むすめと胡麻のタルト
・トンプソンのタルト
・結晶型極撰バナナと黒糖クリームのティラミス
・イチゴとピスタチオカスタードのタルト
・ミルクと“赤出し味噌”のフラン
・季節のフルーツタルト〜春バージョン〜
・ブルーベリーのタルト

お話を伺った店員さんのおすすめ商品は、「極撰バナナと黒糖クリームのティラミス」と「5種の柑橘のタルト」だそうです。

宮城県山元町「山元いちご農園」で栽培された宮城県のブランド苺「にこにこベリー」をふんだんに使用した苺のタルト。

これからもずっと花咲きますように、と願いを込めてメレンゲで苺の花を作ったのだとか。

にこにこベリーは、宮城県ブランド苺「もういっこ」と「とちおとめ」のハイブリッド苺で、開発まで12年かかった力作。さっぱりした甘さが特徴です。

にこにこベリーだけでなく、宮城県のご当地グルメ「ずんだ」もキルフェボン特製のカスタードと混ぜてあり、苺のさっぱりした甘さとまろやかな甘さのずんだが相性ばっちり。

全体的に甘めのタルトが多いキルフェボンには珍しく、甘さ控えめでさっぱりした味わいのタルトに仕上がっています。

こちらも仙台限定タルトと同様に3月1日から発売になった「5種の柑橘のタルト」で、店員さんもおすすめしていた商品です。

広島出身の私としては、柑橘系スイーツが大好きなのでこちらを選びました。

おそらく、中の柑橘はオレンジ、グレープフルーツ、金柑、はっさく、マンゴーかなと思います。

それぞれのフルーツの甘さや酸味が特徴を生かした、柑橘系好きにはたまらない一品になっています。

レモンのような酸味のあるラフィネクリーム（発酵フレッシュクリーム）とカスタードクリームを混ぜ合わせたトロッとしたまろやかなクリームが絶品です。

最後に「沖縄県産黄金芋と紫芋のタルト〜首里城復興の想いを込めて〜」は、好評につき3月1日まで発売が延長になった人気商品。

この日が最後とは知らず、首里城の復興に少しでも貢献できたらと思い購入しました。

沖縄特産の黄金芋と紫芋を使用したプリン、クリーム、チーズムースの層が美しい色合いで、食べてみると口の中に紫芋の甘さとまろやかさが広がります。

首里城の正殿にある玉座の下に彫刻されたぶどうと黄金のリスをモチーフにしているそうで、全体的に金箔がふりかけられていて高級感のあるケーキ。

さすがキルフェボンといった傑作で、フルーツの美味しさもタルト生地もクリームも全てのバランスが良く美味しいです。